食事法改善で健康的なダイエット②
- Hirofumi Senda
- 2021年7月28日
- 読了時間: 7分
更新日:2022年3月7日
おはようございます 千田です。 前回のブログ ①恐ろしい内臓脂肪 日本人の1/5は糖尿病 では、 ポッコリお腹(内臓脂肪)の恐ろしいリスクをいくつか挙げて参りました。 ただ、当初84.8kg(3/12)あった時は今のような知識もなく、 とりあえずウォーキングしながら食べる量を減らしさえすれば、 簡単に痩せるだろうと考えました。 ところがそうじゃなかったと言うのが今日のお話です。 結果的には現在進行形で72.3kgで少しづつですが順調に体重も減っております。
②運動より大切なことは食事だった
この事に気がついたのは、ウォーキングを始めて3ヶ月が過ぎてからでした。
3/12から始めたウォーキングと同時に、
結構頑張って食べる量を少し減らしてみました。
すると最初は日に日に体重が減って、1週間くらいで約5kgほど落ちました。
しかしその後、全っく体重は落ちなくなってしまい、
更に時が過ぎると体重は78kgのまま変わらないのに・・・
以前より確実にお腹がポッコリ出てきたような気さえしてまいりました💦💦💦
この本と出会ったのは、「もう正直ポッコリお腹は生涯の友だ」と諦めてた頃でした。

南清貴先生の
「40歳からは食べてはいけない病気になる食べ物」
この本の中には、「食は自分への投資である」と書いてあり、
ポッコリお腹の原因は糖なので、
食べない方が良いと言われる物を食べなければ、
女性は3ヶ月、男性は2ヶ月で、
ポッコリお腹とおさらばできると書いてあったんです。
これはやるしかありませんよね!
再びスイッチが入りました。
他にも1970年代、世界トップクラスの長寿国だった日本が、
今の健康寿命はそう長くは無い様と言うことも書いてあります。
人生の終末の約10年を不健康に過ごしている人が多いと言うデータが、
厚労省のHPでも読み解けます。
さらになんとアメリカで、
癌、心臓病、脳卒中などの病は現代の食生活が原因で起こる『食原病』と結論され、
1997年にアメリカのマクガバン・レポートで公的に明らかにされていたんです。
今日の日本に住む私達は昔のアメリカのような食生活になり、
アメリカ人は逆に野菜中心で、昔の日本人の食生活の様に逆転した結果、
ここ20年でアメリカの癌で亡くなる人は22%減ったそうですよ。
「何をやってるんだ日本人・・・」といった感じでは無いでしょうか。
それではこの本の中の「食べてはいけない悪魔たち」を3つご紹介いたします。
1.白い悪魔の三兄弟
極端に生成された白米、白い小麦粉、それと上白糖。これらは精製されてなければ、ブドウ糖をグリコーゲン(エネルギー)に変えるためのクロム(ミネラル)を含んでいるのですが、白い悪魔の三兄弟(炭水化物)を食べるとブドウ糖を分解するビタミンとクロムが足りない為、糖が血液の中へ流れていきます。それが内臓脂肪、異所性死亡となっていくと言うわけです。さらに血液中にも内臓脂肪にも異所性脂肪にもなれず、行き場を無くした糖がどうなるかと言いますと、おしっことして排出されるわけですよ。なので白い悪魔の三兄弟は「エンプティカロリー」とも呼ばれます。これはもうお分かりと思いますが、カロリー0ではありません。栄養素が0ということですね。ビタミンとクロムをサプリで補充という手もあるかもしれませんが、色々な論文でもあまりお勧めはされてない様です。
2.加工食品などの異常に安い食べ物
化学薬品、化学物質を使うと粗悪な材料でも安くで美味しく感じる物が出来てしまいます。しかしそれらの化学薬品と化学物質は体に蓄積します。大量に生産される安価で便利な物を手に入れて食品にお金を費やさなくなってきたデフレの日本でも寿命は長くなってます。しかし健康寿命は短くなってます。ということで何が増えてるかといえば医療費です。このリスク、皆さんはどちらにお金を使う方が自分への投資としてよろしいでしょうか。因みに加工食品の羅列は差し控えさせていただきます。
3,外食の揚げ物
これは実際どうでしょう?
私は飲食に携わるものとして何とも言い難いところですが、ちゃんとしたお店は沢山知ってますし、けして以下に書く様なことはありません。その上でこちらの本によれば、安いチェーン居酒屋では素材の質が悪くても濃い味をつけてあげてしまえば誤魔化される。仕上げ油も使い回しの格安な油を使ったり、油を変える回数を減らしたりして比較的楽にコストを下げることができると書いてあります。人体に有害な安い油脂やトランス脂肪酸を大量に含むショートニングを使ってるお店もあるそうです。安い油脂というのは原材料の菜種や大豆もほとんど遺伝子組み換えとまで書いてあります。要するにそんな油で揚げられた食品はどれも過酸化脂質まみれという事で、上がった食品は揚がった時点で参加が進み毒性の強い物質に変化しているとまで書いてあります。そんなお店は何度も言う様に私は知りませんが、確かにそんなお店もあるでしょう。お店選びはちゃんと料理人(職人)がいるところで食べてください。
全てを口にしないことは難しいかもしれませんが、
知識を持っておく事で少しでも摂取量が減ることは良いことです。
ちゃんとしたお店で信頼できる物を選んで食べる事は、
自分自身への投資と考える上でも大切な事なのではないでしょうか。
2回にわたって書いてきたことを頭の中で繰り返しながら、
まずは自分のポッコリお腹をどうにかしたいと思って、
2ヶ月間自分なりに考えて食事の改善に取り組んでまいりました。
今は1ヶ月が過ぎ、実はポッコリどころの可愛らしい話ではなかった
お腹の出っ張りが、かなり影を薄めてまいりました。
落ちなかった体重も、ジワ〜ッとまた落ち始めております。
③私がやってる食事法 最初は頑張って食べる量を減らしてみましたが、 あるラインからずっと減らなかった体重も、ちゃんと知識を持って食べると、 満腹感を毎回実感するまで食べてるにもかかわらず順調に体重が減り始めております。 それでは最後に私が気をつけてることを箇条書きにしていきたいと思います。 ・胃腸を休ませるために1日2食を実施。平日はバーで働く私には厳しいですが、お休みの日曜日から月曜日にかけては食事と食事の間の時間をできれば16時間空けて、オートファジーが働くよう心がけてます。 ・今までは空いた時間にあまり噛まずドカ食いしてましたが、食事のための時間を設けて、よく噛んでゆっくりと30分フルにかけて食事は取るようにしてます。 ・食物繊維を最初にとる事により、血糖値が急激に上昇しない様に気を付けルようにしております。食べる順番は重要です。(食物繊維⇨タンパク質⇨炭水化物)そしてドレッシングは使わず、エクストラヴァージンオリーブオイルや酢をかけて食しております。 ・白米を玄米ご飯に変えました。 ・お菓子とスイーツやアイス、ジュースもやめました。 ・お水に三杯酢を大さじ1杯混ぜて、朝と仕事からの帰宅時にコップ1杯づつ飲んでます。 ・実は毎日結構同じ物を同じ順番で食べる事によって、献立を考える労力は省いてます。ただし、お肉やお魚といったメインのおかずは、毎日変えて楽しんでおります。 ・日曜日だけは外食なので結構ガッツリ飲んで食べるのですが、最初に食物繊維だけでもなるべく取る様にしてます。 ・仕事柄食べたらすぐ寝るし、好きだからアルコールは毎日一緒に飲むのですが、目が覚めたときは毎日違う格好になっているものの、寝付くまでは右を下にして横向けにベットに入る様にしています。胃の入り口は左にあり出口は体の右側にある為。 こんなところでしょうか・・・ 全然大した事はやってないと思いませんか? 「むしろそんなんでいいの?」 みたいに思われるかもしれませんよね。 でも急に血糖値が上がらない様に 食べる順番とスピードだけは気を付けてます。 そして食事は量を減らすことよりも質を上げることが大切だと気づきました。 2回にわたって書いてまいりましたが、いかがだったでしょうか? 今のところちゃんと体重が落ちてるだけでなく、 以前よりもすこぶる体調も良いことを実感しております。 誰でも簡単に取り組めるのではないでしょうか。
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