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ローランドモルト / LOWLAND MALT
オーヘントッシャン (Auchentoshan)
1800年頃創業。グラスゴーの北西16kmにある。ローランドの伝統であった3回蒸溜を守り続ける唯一の蒸溜所である。第二次世界大戦中にドイツ軍の空襲により破壊され、流れ出したウイスキーで近くの川が琥珀色に染まったと伝えられている。1994年以降サントリーが所有している。
ブラッドノック (Bladnoch)
1817年創業。スコットランド最南端の蒸溜所。ウィグタウンにある。1930年代までは農家が副業的に操業していた。操業停止を繰り返しながら不定期に操業を続けている。施設の一部をホールに改造したり敷地の一部をキャンプ場とするなど、観光客誘致に取り組んでいる。
・グレンキンチー (Glenkinchie)
1837年創業。エディンバラの東部の農村地帯にある。ドラフ(麦芽の搾りかす)や蒸留工程で出る廃液を利用して育てられたアバディーン・アンガス牛は評価の高い肉牛である。敷地内にはウィスキー博物館があり、蒸留所の模型(1/6スケール)が展示されている。
・ダフトミル(Daftmill)
2003年創業。2005年にライセンスを取得した。豪農カスバート家が、本業の片手間に始めた。2005年初蒸留。
・アイルサベイ (AILSA BAY)
2007年創業。レディバーン蒸留所の跡地に創設した。
・アナンデール (Annandale)
元々は1830年にジョージ・ドナルドによって設立された。アナンデール蒸留所が長い時間の後、ついに2007年に再オープンした。スコットランドの境界線に位置し、この蒸留所は公式には2014年にオープンとし、最初の蒸スピリッツを製造した。シングルモルトとしては2018年にボトリングされている。
・エデンミル (Eden.mill)
2012年創業。さまざまな樽を使いスモールバッチでウイスキーを製造し、18世紀のウイスキー作りの伝統にヒントを得た手作りの手法を誇りにしている。
・キングスバーンズ (Kingsbarns)
2014年創業。
・リトルミル(Littlemill)
リトルミルは1772年に創業した、スコットランドの中でも最古の蒸溜所のひとつと言われている蒸溜所。ハイランドとローランドの境近く、オーヘントッシャンの北西にあるクライド川に面した場所にありました。ハイランド産の仕込み水を使用していたものの、分類上ローランド・モルトに。
1930年代までは3回蒸留を行っていましたが、その後2回蒸留に変更。蒸溜所は1994年に閉鎖され、2004年には火災で焼失。現在は取り壊されており、存在していません。非常に個性的なモルトで、クセのある独特の香りがあります。
・ローズバンク(Rosebank)
1773年に創業され、もともとはキャメロン蒸留所と名乗っていましたが、1840年に新しく建築され、ローズバンク蒸留所となる。かつてローランドの王と呼ばれ、3回蒸留するという性質でもよく知られていまが、1993年に閉鎖。現在ローズバンク蒸留所はグレンゴインやタムデュー、ボトラーズブランド「チーフタンズ」などを有するイアン・マクロード・ディスティラーズ社が権利を買い取り、再びの稼働を目標に再建への準備が行われている
・セント・マグデラン(St.Magdalene)
1790年に設立された蒸留所は1983年に閉鎖。
今となっては非常に貴重なシングルモルトとなっている。
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